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松本楼 大雪の日に [家族・子育て]

1996年2月18日の日曜日 東京は朝から雪止む気配もない
皇居の雪化粧を見たくて婚約中の彼女(現ママ)を誘い連れ出した
人気の少ない丸の内オフィス街を通り皇居前に出る
厚い雪雲で3時ごろにもかかわらず暗い
街灯が樹木を照らし幻想的で美しい雪景色を演出している。
車を日比谷公園の地下駐車場に入れ、公園に出ると人の気配も無い
雪に残る足跡も無い 野外音楽堂に向かって歩く
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                 【写真は渡辺容子さんのブログから】
雪が深々と降る 二人の足音しか聞こえない
東北で育った彼女には雪の思い出が多い。
私は足の病気で遊んだ思い出はない、うらやましい。
寒い寒い握った手は暖かいが、彼女はスカート姿、冷えるだろう。
遠くに見える窓の光 レストラン松本楼だろう
軽いランチで温まろうと光の方へ向かう
入りロ前の大きなイチョウの枝にも雪が積もり
雪粒が窓の光でキラキラ光る
ドアを開けるとスタッフが歩み寄りコートを預かる 
気品のある初老のご婦人から
「思い出を作りませんか」と声をかけられる。
優しい笑顔に惹かれ手持ちのお金を話してしまう。
「充分でございます。最高の御持て成しをさせていただきます」
とお店の中央窓際に導かれる
しばらくすると料理が運ばれスタッフの神業の様なパフォーマンスが始まる
松本楼の美味しい食事と感動の接待に感謝し再訪の約束をし、
再び雪の公園にもどる。
噴水前の広場で童心に返り雪だるまを作る[雪]
その雪だるま映像は翌日のニュースにちらりと流れていた。

20060525-00 電子メール添付用 (小).jpg
  初夏の松本楼
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めぇてる

いい思い出ですね^^
大切にしてください
by めぇてる (2011-02-19 11:15) 

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